世界全極真設立主旨

　フルコンタクト空手（直接打撃制空手）を創始された大山倍達総裁が逝去されて早、四半世紀が過ぎようとしております。その間、極真会館は分裂を繰り返し、混迷期の中をさまざまな空手団体が生まれました。

　飽和状態である昨今の空手界の中、我々極真会館世界全極真は、大山総裁直弟子で創生期の極真全日本チャンピオンであり、数多くの世界チャンピオン、全日本チャンピオンを育て上げた長谷川一幸総師が半世紀をかけて培って来た極真の技と精神を将来を担う次世代へ伝えて行くために立ち上げた団体であります。

　極真黎明期から支えて来られた長谷川一幸総師と次代継承を受けた世界チャンピオンの纐纈卓真代表が中心となり、世界各国、国内各地区で活動していくこととなりました。

　自派の組織拡大に重きを置くのではなく、極真各派、各団体と共に協力関係を構築し、空手界の更なる発展に尽力して行く所存であります。