極真会館商標の過去から現在 について

2019.10.24

 平成六年四月二十六日に大山総裁が逝去されて早、二十五年、四半世紀の歳月が経ちました。その間、周知の通り、極真会館は分裂を繰り返し、海外を含めると数えきれない程派閥、極真を名乗る団体が増えて行きました。その結果、極真の権威、名誉は下降線を辿り、失墜しつつあります。過去幾度か統一、大同団結の声が上がりましたが、各々の既得権益、人間関係が複雑に絡み、実現することはありませんでした。

私は過去に松井氏、大山喜久子氏との裁判に勝訴しましたが、本来は望まない裁判を行なったのは「極真」を特定の派閥だけが独占的に名乗り、他派閥を排除しようとする圧力があったためであります。大山総裁から認可を受けて、極真の発展のために身骨粉砕の思いで尽力して来た支部長達と極真の未来のために、みんなのために正しく受け継がれて行って欲しいという切なる思いからの行動でした。

そして新時代の令和の幕開けと共に、実現する運びとなりました。

大山喜久子氏との話し合いから、「極真がみんなのために使われて欲しい」という喜久子氏の英断を受けてこの度、私が商標の譲渡を受ける形となり、大山総裁から認可を受けた約20名の支部長達と一緒に支部長連合会を設立し、私が譲り受けた商標を共同で管理して行くことになりました。

私が本年2月に立ち上げた「世界全極真」は極真が、大山総裁時代の頃のように大同団結できるように願い、そのことを実現するために発足させました。以前の組織「世界総極真」は極真の商標を単独で出願したために、私の考えとは異なる方針のため、私は有志達と行動することになったのです。その世界総極真は大山喜久子氏と裁判を行なっておりましたが、大石代表も含め、この度の話し合いにより、共同管理をして行くことで話しがまとまりました。

今後は大山総裁から認可を受けた支部長達、大同団結の呼びかけに応える極真各団体の皆様と共に、もう一度、極真が素晴らしい時代を築けるように尽力すると共に、ご遺族を支援し、極真空手を未来に残して行くことに努力して行く所存であります。

皆様方のご理解、ご協力を何卒、お願い申し上げます。

令和元年十月吉日

長谷川一幸